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戸建がいいのか? マンションがいいのか? 悩みの一つだと思います。 好き嫌いもありますので、これがいいとは言えません。 値段が高い、安いはひとまず置いておいて 戸建とマンションの違いについて考えます。 1、戸建住宅は構造体も含めて所有権は自分のものです。 所有権が自分であるということは、管理責任も自分にあるということです。 マンションは部屋の内部だけが自分の所有権になります。 壁や窓、サッシは共有部分で持分に応じて所有権があります。 管理責任は管理組合で決定されます。
2、戸建ては平屋建てもありますが、基本2階〜3階建てです。 階段スペースによる面積ロスが生じます。 高齢者には階段はきついものがあります。 マンションは基本的に1階だけです。フラットなので部屋間の移動は簡単です。
3、戸建住宅の構造は基本的には木造、軽量鉄骨造です。 耐久性の確保、断熱性の確保、耐震性の確保、防火性の確保にはそれなりの工夫が必要です。 逆に言えば、こういうことを意識せずに建てられた住宅も多く存在します。 構造体に品質、レベルの差が激しいということです。 選別にそれ相応の知識が必要です。 マンションは基本的には鉄筋コンクリート造、または鉄骨鉄筋コンクリート造です。 耐久性、断熱性、耐震性、防火性に標準の工事でも一定のレベルを確保できます。
4、戸建住宅の修繕、管理はすべて自分でやる必要があります。 修理しなければならないときは必ずやってきます。 そのための資金も準備しておかねかればなりません。 マンションは室内部分は自己責任ですが、外部、構造体は共有部分ですので管理組合が修繕計画によってメンテナンスを行います。そのための修繕積立金を毎月徴収されます。 だから、外部の補修に関してはあまり自分で意識することもありません。
5、戸建住宅のセキュリティは基本的に自己責任です。心配であればセキュリティ会社と契約する方法もあります。 マンションは管理室があり、オートロックがある場合は基本的なセキュリティがあると言えます。
以上が大まかな戸建て住宅とマンションの違いです。
どちらがいいとかではなく、その特徴、性質、メリット、デメリットを知ったうえで選択されるのがいいと思います。
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2016.10.29 |
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