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ご存知の方も多いと思いますが、 分譲マンションは区分所有法という法律により権利が保証される住宅です。 これは一般の住宅と違い、厳密に言えば室内の壁より内側が自分の所有権の対象になる住宅です。 構造躯体や外壁、サッシ、玄関ドアは共用部分です。 バルコニーも共用部分です。 正確には共用部分を専用使用権に基づき、無償で使用しているのです。 そして敷地、共用廊下、エントランス、管理人室、集合郵便ポスト、 給水ポンプ、受水槽、外構、植栽は完全な共用部分です。 更に、自転車置き場、駐車場は共用施設を個別契約に基づき有償使用するケースが多いです。 実は、マンションの価格はこういうものを総合的に見たときにどうなのか? という視点で決まります。 なぜなら、区分使用権の対象は確かに室内内法面積部分(壁の内側)ですが、 土地に関しては敷地権という権利が自動的に付属しますし、その他の共用部分も 建物全体の登記(登記とはこの土地・建物は誰のものか?どこにあるか?ということ等を 公的に登録することです。)がされることにより、区分所有者はその共有部分の権利を 専用部分の持ち分に応じて取得することになるからです。 少しややこしいのですが、分譲マンションとはそういうものです。 簡単に言えば、分譲マンションを購入するときは、専用部分だけではなく、 共用部分を含めて総合的に検討すべきだということです。 いろいろな判断基準があり、詳しくはお問い合わせいただければご説明しますが、 一つだけわかりやすいポイントをお伝えします。 それは、エントランスの広さ、空間的余裕、清潔感、管理レベルです。 これはマンションに入ればすぐわかります。
(写真は堺市中区のスぺリオシティ泉北深井です。) このレベルが高いマンションはポイントの高いマンションでもあります。 マンションは住居であると共に、資産でもあります。 納得できる、価値のあるものを見つけてください。
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2016.08.13 |
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